カードローンの審査を通過できる自信がない…。
じゃあ、たくさん申込しておけば、その内どれか1社ぐらいは審査に通るのでは?
そう思っている人も多いのではないでしょうか?
しかしカードローンにたくさん申込してしまうと審査は逆に不利になる可能性があります。
短期間に、たくさんのカードローンに申し込むことを「申込ブラック」と言います。
巷でよく言われているブラックとは異なりますが、審査に悪影響を与えることに違いはありません。
今回は、申込ブラックとは何か、どれぐらい申し込みするとブラックになるのか。
申込ブラックを避けるにはどうすれば良いのか。
申込ブラックになった時の対処法について解説します。
申込ブラックを徹底解説!申込ブラックの基準、対処法とは?
そもそも申込ブラックとは一体どのような状態のことを言うのでしょうか?
そしてもし自分が申込ブラックになってしまった時、どのような対処をすれば良いのでしょうか?
- 申込ブラックとは?
- 申込ブラックの基準はない
- 申込ブラックにならないためには申込は控えること
- 申込ブラックになった時の対処法
申込ブラックとは?
申込ブラックとは、カードローンにいくつも申込する人のことを指します。
金融機関は審査の時に、信用情報機関を通じて申込人の信用情報を照会し確認を行います。
信用情報には申込したという事実も記録され半年間は残ります。
半年間にたくさんのカードローン申込が多い人のことを申込ブラックと言います。
カードローン審査において申込ブラックは大きなマイナスとなります。
申込ブラックの人をみて金融機関は「お金に困っている人」と疑いの目を持ちます。
また、借入件数が多いと1つのローンを別のローンの借り入れで賄おうとする自転車操業状態に陥る可能性があります。
このような状態が続くと借金はどんどん膨れ上がり、返済不能となってしまうからです。
申込ブラックの基準はない!
申込ブラックと一般的に言われているブラックでは基準が違います。
ブラックは、長期延滞、強制解約、代位弁済、債務整理のうちどれか1つでも行うと記録されるという明確な基準があります。
一方、申込ブラックは「○ヶ月以内に△社以上申込むとブラックになる」といった基準がありません。
審査する金融機関が他社への申込について問題だと判断すれば申込ブラックとなり審査落ちします。
問題ないと思えば申込ブラックにならず審査通過することもあるのです。
一般的に申込ブラックは1ヶ月に3社以上申し込みすること、と言われています。
これが絶対ではありませんが、もし自分がこの基準に該当するのであれば申込は控えたほうが良いでしょう。
短期間にたくさんの申込をしないこと
申込ブラックにならないためには、短期間にたくさんの申込をしないことです。
カードローン審査が不安という気持ちは分かります。
しかし、金融機関は極力リスクは避けたいわけですから、お金に困っているような人には貸し付けたくないのです。
2社申込したからと言って2社とも借りられるわけではなく、信用情報に申込ブラックとして記録が残るだけです。
もし2社とも審査落ちになれば3社目は更に審査通過が難しくなります。
カードローンの審査基準はどこも大きな違いはありません。
そのため、1社目で審査落ちすれば2社目3社目も審査落ちする可能性は高いです。
審査落ちした場合は、むやみに申し込みするのではなく、なぜ審査に落ちたのかその原因を分析し、対策を取った上で申込することです。
一般的に申込ブラックの基準は1ヶ月に3社以上申込することと言われています。
ですから1ヶ月の内、3社以上申込した場合それ以上の申込は避けるようにしましょう。
どうしても複数社に申込する場合は、同日に申込してください。
同日の申込であれば、どちらの申込履歴も信用情報機関に反映されていない可能性が高く、申込ブラックが原因で審査落ちするのを回避できます。
申込ブラックになった時の対処法
既に申込ブラックの状態にいる場合は、信用情報機関から申込履歴が消えるのを待ちましょう。
カードローンに申込すると信用情報機関に申込履歴が記録されますが、半年間経過すると消えます。
日本にはCIC、JICC、全国銀行個人信用情報センターと3つの信用情報機関が存在しますが、いずれも申込履歴の登録期間は半年間となります。
申込ブラックの人は、申込した日から6ヶ月過ぎてから申込むようにしましょう。
まとめ:復数申込は、2社までにとどめておくのが無難
カードローンの審査基準は各金融機関で異なりますが、大きな差はありません。
審査が不安という理由で、たくさん申込することはおすすめできません。
信用情報に申込履歴がたくさん登録されていれば、お金に困っていて返済できない可能性が高いと見られ審査落ちしてしまいます。
申込ブラックを避けるためにも、カードローンの申込はおおくても1ヶ月に2社程度に留めるようにしましょう。