突然の出費でも、数万円ならなんとか用意することもできるかもしれませんが、10万円が必要だとなると、簡単には10万円を集めることは簡単ではありませんよね。
ところが10万円くらいの金額であれば、突然の出費を求められることがあります。
よくある例としては下記のようなシチュエーションが考えられます。
- パソコンの買い替え
- 引越し費用
- 限定品フィギュアの購入
- 病気やケガによる入院
ここで挙げたのは一つの例ですが、他にも10万円くらいが突然必要になることは、日常生活の中で「いつでも起こりうる可能性がある」ことがわかるかと思います。
手元にお金があればそれでいいのですが、貯金もまったくない状況で10万円を用意するときに、周りの人たちがいったいどのように対処しているのか気になりますよね。
そこで、10万円を用意するための方法に関するアンケートをネット上で行いました。
その結果を踏まえて、10万円を用意するための方法について紹介します。

1週間で10万円を用意するには、物を売ったりアルバイトをしたりするだけでは難しく、お金を借りることも最初から考えておく必要があります。
物を売る場合は、高値で売るために買取店ではなく、ヤフオクやメルカリなどのネットでの個人売買を活用しましょう。後々お金を用意できるのであれば、ブランド品を質に預けるという方法もあります。
高級時計やブランド品が手元にない場合は、出来る範囲でアルバイトをして、残りはお金を借りて対処しましょう。
1週間後に10万円が必要ならお金を借りることが基本
手元にも銀行にもお金がなく、なおかつ1週間後までに10万円をどのようにして用意するか。この質問に対するアンケート回答には次のようなものがありました。




1週間後に10万円を用意するための方法としては、ほとんどが「お金を借りる」「物を売る」「アルバイトをする」の3つのいずれか、もしくはそれらを組み合わせることになります。
それぞれの方法の割合を示したのが下記のグラフです。
60%もの人が、金融機関や家族、友人からお金を借りるという選択肢を選んでいます。
ただし、多くのケースでは、10万円を借りるのでなく、物を売ったり、アルバイトをするなどして、ある程度まで稼いだ上で、お金を借りるというアンケート結果が目立ちました。
それでは、お金を借りるという以外の方法で、どうすればその一部でも用意することができるのかについて、もう少し詳しく説明をしていきます。
物を売ってお金を集める方法
物を売るとなると、ブックオフのようなリサイクルショップをイメージする人が多いかもしれません。
実はそれ以外にも物を売るための方法がありますので、リサイクルショップの活用方法も含めて一つひとつ見ていきましょう。
リサイクルショップで買い取りしてもらう
最も素早く持ち物を現金化する方法が、リサイクルショップなどの買取専門店で買い取りをしてもらう方法です。
リサイクルショップで査定してもらった金額で納得できるのであれば、お店に入ってから1時間後にはお金を手にすることができます。
とても手軽にお金を手にすることができるリサイクルショップでの売却ですが、ひとつだけ難点があるとすると、買取価格がとても低いということです。
価値のある物でもかなりの安値になってしまいますので、10万円を用意するにはかなりの品数を買い取りしてもらう必要があります。
インターネットを活用して買い取りしてもらう
インターネット上にはヤフオクやメルカリといった、中古品の売買サイトがあります。
これらを活用すると、リサイクルショップに売却するよりも高値での買い取りをしてもらえます。
プレミアが付くような商品の場合は、高額買取も期待できます。
パソコンやスマートフォンなどの高価買取を期待できる商品は、インターネット上にある中古品の売買サイトを有効活用しましょう。
質入れをしてお金を用意する
物を売るとは少し違いますが、アンケート結果の中にいくつか「質入れをする」というものがありました。
質は価値のあるブランド品などを担保にお金を借りる方法です。
借りたお金を期限内に返済できる場合は、一時的に質からお金を借りるという選択肢も頭に入れておきましょう。
アルバイトをベースに他の方法を組み合わせる
アルバイトをしてお金を稼ぐにしても、1週間しか猶予がない場合、10万円もの金額を稼ぐことは無理があります。
1日1万円のアルバイトをしても7日間では7万円にしかなりません。
このためアルバイトでお金を稼ぐような場合は、必ずお金を借りるか、物を売るということを組み合わせることになります。
アルバイトとしては、日雇い・即金のアルバイトを利用します。
普通のアルバイトは月末締めの翌月払いですので、せっかく働いても1週間後までにお金を用意するということができません。
アルバイトの紹介サイトなどで、「日雇い」「即金」などのキーワードで仕事を探しましょう。
明日までに10万円が必要ならお金を借りる
1週間後までにお金を用意するとなると、いろいろな方法の組み合わせることができます。
ところが、1週間後ではなく「明日まで」だとするなら選択肢はグッと減ってしまいます。
それは下記のアンケート結果にも現れています。
一部で「物を売る」としている人もいますが、92%もの人が何らかの方法でお金を借りるとしています。
1日しか時間がないような場合は、アルバイトをしても1万円くらいにしかなりませんので、焼け石に水です。
物を売るにしても、かなりの価値のあるものを売却しなければ10万円には届きません。
明日までにお金を手にするには買取専門店での買い取りですので、高級腕時計やアクセサリーのような価値のある物を売却する必要があります。
物を売ることもアルバイトもあまり現実的ではありませんので、すぐにお金が必要な場合は、家族や友人からお金を借りることを前提に考えましょう。
誰にも知られずに借りたいのであればカードローン
お金を借りるときに家族や友人からという人も多いかもしれませんが、お金がないことを知られてしまいますから、恥ずかしくて話を切り出しにくいですよね。
できることならお金の問題は自分自身でなんとかしたいと考える人も少なくありません。
そもそも頼れる親や友だちがいないという人もいるかと思います。
そういう人は、銀行や消費者金融のカードローンでの借り入れを考えましょう。
周りの人たちに知られずにお金を用意することができ、借りたお金を計画的に返済していけば、借金を秘密にしたまま完済することも可能です。
もちろん利息が発生しますので、借りることができるのであれば家族や友人に相談するのが一番ですが、お金というのはデリケートな問題です。
10万円分の利息は決して高いものではありませんので、誰にも知られずに10万円用意するときは金融機関のカードローンを検討しましょう。