一寸先は闇と言いますが、人生ではどんなタイミングでお金が必要になるかわかりません。
そのため、コツコツ貯金をしておくべきなのですが、実際のところ貯蓄ゼロという人も多いのではないでしょうか。
でも次のようなシチュエーションで70万円くらい必要になることがあります。
- 子どもが借金をしてその返済の協力を頼まれる
- 車を当て逃げされて修理しなくてはいけない
- 洪水で床上浸水してしまった
- 投資に失敗して保証金を支払わなければいけなくなった
自分には関係のないことと思うかもしれませんが、他にも70万円くらいの大きなお金が必要になるケースはいくつもあります。
そんなとき、自分以外の人はどのように対処するのか気になりますよね。
他の人の対処方法から学んで、同じ方法を取り入れるというのは賢い考え方です。
そんな人のために、ネット上でアンケートを行いましたので、その結果をもとに、70万円を用意する方法について考えていきましょう。
いますぐにそういう状況にならないという場合でも、ひと通り読んでいざというときに備えておきましょう。

1週間のアルバイトで稼げるのは8万円前後で、水商売の場合でも20万円を稼ぐことは簡単ではありません。
このため70万円を用意するには、お金を借りるか自動車を売却するかくらいしか選択肢はありません。
70万円という金額を金融機関から借りようとしても、主婦やパート、アルバイトでは貸してもらえないこともあります。
その場合は、家族に相談するなどして、できるだけ広範囲の人からお金を借りるようにしましょう。
金融機関から借りるとき、審査が厳しいと感じる場合は、利息は多くなりますが金利が高めの金融機関を選ぶと、審査に通りやすくなります。
1週間後までに70万円が必要ならお金を借りる
1週間で70万円を用意する必要があるという前提でアンケートを行った結果、下記のような回答がありました。




ほとんどの人が「借りる」という判断をしていますが、一部でアルバイトをしたり、物を売ったりして70万円を用意するという人がいるようです。
その割合を示したものが下記のグラフになります。
お金を借りるという回答が79%いて、アルバイトするという回答が10%あります。
アルバイトに関しては、アルバイトだけでは返せそうにないから、お金を借りる前提でアルバイトも行うという回答が目立ちました。
物を売って70万円を用意するという回答もありましたが、物を売るだけで70万円用意するのは至難の業です。
それでは次に、物を売ったりアルバイトをしたりすると、1週間でどれくらいのお金を用意できるのか説明します。
アルバイトや物を売って70万円得られるのか
70万円というと、会社員が3ヶ月働いて手にするくらいの金額です。
このような大金を1週間で稼ぐことができるものなのでしょうか?
アルバイトを1週間していくらくらい稼げるのか、物を売って70万円用意するにはどうすればいいのかについて説明します。
アルバイトを1週間して稼げる額
最近は日雇いで、即日払いしてもらえるアルバイトなども増えてきました。
そのような仕事はきついものが多いため、時給もかなり高めです。
時給が1500円だとして、8時間働けば1万2千円です。これを7日間行えば8万4千円です。
70万円にははるか及びませんが、やらないよりは良さそうです。
ただし通常の仕事もありますし、睡眠時間などを削っての8万4千円ですから、長続きはしないかもしれません。
女性の場合は、夜のアルバイトとしてキャバクラやクラブで働くという方法もありますが、それでも経験がない場合は時給4000円くらいにしかなりません。
1日6時間働いたとして、1週間で16万8千円です。
普通のアルバイトよりはマシですが、それでも70万円には届きません。
物を売って70万円を稼ぐことができるか
70万円で売れるものがあるとすれば、自動車や不動産くらいです。
あとはマニアックなアンティークやアート作品がいいところです。
ブランド品を売って70万円を用意しようと思っている人もいるようですが、人気のブランドバッグは状態がいいものでも10万円台でしか売れません。
70万円用意するには、高価なブランドバッグを5〜7個は手放さなくてはいけません。
あまり現実的ではないですよね。
家電や古本で70万円稼ぐとなると、さらに非現実的な量の物を売却しなくてはいけません。
物を売って稼ぐにしても、車や装飾品のような資産価値のあるもの以外なら、70万円の一部にしかならないのだということを覚えておきましょう。
自分で高値で売れるつもりだったのに二束三文にしかならないということがよくあるので注意してください。
ギャンブルで70万円稼ぐことができる可能性
アンケート結果の中にそれほど多くはないのですが、ギャンブルで70万円を稼ぐという回答がいくつかありました。
実際にギャンブルで70万円を稼ぐことはできるのでしょうか?
パチンコは1回の勝ちで30万円近く儲けられることがあります。
単純計算をすれば3日パチンコをすれば70万円を稼ぐことができます。
もちろんそんなことできるわけがありません。
確率論で言えば0%ではありませんが、限りなく0%に近い数字であることは間違いありません。
競馬で万馬券狙いという方法もありますが、そもそも万馬券は当たらないから万馬券になります。
賭けたほうが損をする仕組みになっているのがギャンブルです。
間違ってもギャンブルで70万円用意しようなんて考えないようにしましょう。
70万円借りるなら複数の相手から
70万円を借りると回答した人の中から、誰から借りるのかを聞いたものが下記のグラフになります。
最も多いのが家族や親戚という回答でしたが、それ以上に目立ったのは1ヶ所からだけではなく、複数の人から借りようとしている人が多いということです。
その回答例は次のようなものです。




70万円を1人の人から借りるのが難しいという判断をしている人が多く、また貸してくれる人の負担もできるだけ小さくして借りやすくしようと考えているのがわかります。
それだけ70万円は大きな金額だということです。
金融機関で70万円借りようと思うと、最低でも210万円くらいの収入が必要で、主婦やフリーターでは貸してもらえないこともあります。
このため、70万円を借りるときは、できるだけ広範囲の人からお金を借りるというのが現実的です。
そうなると今度はお金に困っているということが知人に知れ渡ってしまいます。
これは社会的な信用という意味ではかなりマイナスです。
できればお金は人に知られずに借りたいところです。
人に知られずにお金を借りるにはどうすべきかについて、次に説明します。
人に知られずにお金を借りるならカードローン
上のグラフでも33%の人が金融機関から借りるという回答をしましたが、人に知られずにお金を借りるなら金融機関のカードローンがおすすめです。
ローンですので利息を払わなくてはいけませんが、家族や友人にバレずにお金を借りることができます。
ただし、ある程度の安定した収入が必要です。
主婦でも借りられるカードローンもありますが、上限は50万円くらいが限度です。
この場合は、金融機関で借りるだけでは不足しますが、それでも50万円借りることができれば、残り20万円でずいぶんと楽になります。
20万円ならブランドバッグを2個売ればなんとかなりますので、現実的な数字ですよね。
安定した収入があれば、70万円くらい借りることはそれほど難しくありません。
ただし審査は決して甘くありませんので、審査が不安な人は金利が高めで借りやすいと言われている消費者金融のカードローンで70万円借りましょう。
審査は問題ないと思う人であれば、低金利の銀行のカードローンがおすすめです。