フリーターでも会社員と変わらないくらい稼いでいる人もいますが、ほとんどのフリーターは生活するので精いっぱいですよね。
そんなときに思わぬ出費が発生すると焦ります。
そんなとき、他のフリーターがどのように対処したのか気になりませんか?
他の人の対処方法を知ることで、自分が同じような状況になったときに、お金が必要な状態を上手に乗り切れることもあります。
フリーターがお金を借りる理由や、どれくらい借りたのか、そしてどのように対処したかについて、ネット上でアンケートを取りました。

フリーターで大きなお金が必要になることはあまりありませんが、月々の給料が少ないため、毎月のように数万円必要になることがあります。そんなとき、他のフリーターは「お金を借りる」ことと「アルバイトをする」ことで対処しています。
フリーターでお金に困ったときは、それらを参考にして、まずはアルバイトを増やすことを考えて、それでもダメなときは親に相談して、お金を借りましょう。頻繁にお金が必要になる場合は、親と一緒に暮らすことも検討しましょう。
フリーターがお金を借りる理由は生活費
みんなはどのようなシチュエーションでお金が必要になったのでしょう。そのアンケートの回答の一部が下記になります。




若者らしい回答が多く目立ちましたが、その多くが生活費が足りなくなったため、どうしようもなくなってお金を借りています。
フリーターがお金を借りる理由について、その割合を示したものが下記のグラフです。
お金を借りる理由はそれぞれに違いますが、代表的なものについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
生活費
生活費の中でも、家賃が払えなくなってお金を借りたという人が目立ちました。
家賃を払えないというのは漫画かドラマだけの世界だと思っているかもしれませんが、現実の世界でも決して珍しいことではありません。
無駄遣いをせず、食費など削れるところまで削っても、生活費すら捻出できない。
フリーターとして生きていくことがいかに大変かわかります。
借金の返済
借りたお金を返せなくて借金をする。
自己破産などの債務整理に陥る人の典型的なパターンですが、フリーターの場合はその割合もやや高めです。
生活が苦しくなって借金をしても、給料が増えるわけではありませんので、返済の先送りのためにお金を借りてしまうようです。
このループにハマってしまうと、本気で抜け出す努力をしなければ、破綻するまでそう時間はかかりません。
趣味
正社員ではなくフリーターを選んだ理由が、趣味の時間を確保したいからという人も多いのではないでしょうか。
趣味というよりは、夢を実現させるためには思った以上にお金がかかります。
例えば、バンドを続けるには楽器の購入や、練習場所のレンタル費用など際限なく必要です。
バンドに限らず、夢はいつか成功すると信じて、趣味や目標に対してお金をかける人が多いようです。
食費を削ってでも自分のやりたいことにお金をかける。
夢のためなら借金も仕方がない。
そういうフリーターが目立ちます。
ギャンブル
フリーターのお金が必要になる原因として気になったのが、ギャンブルの割合の高さです。
パチンコで負けてしまって、その負けを取り戻すために借金をするという人が一定数います。
お金はなくても時間だけはあるのがフリーターですから、ギャンブルから抜け出せなくなってしまうのかもしれません。
余裕のあるお金で、遊び程度のギャンブルをするのであればかまいませんが、ギャンブル依存症になっている場合は、返すことができなくなるまでお金を借りてしまう傾向があるので、注意が必要です。
フリーターがお金を用意する方法は「お金を借りる」
お金が必要になったとき、フリーターはどうやってお金を用意しているのでしょう。アンケート結果を示したものが下記のグラフです。
半数の人が、お金を借りるという選択をしています。
この他に、アルバイトをしてお金を稼いだという人の多さが目立ちます。フリーターですので、お金が足りなければ労働して稼げばいいという、シンプルな考え方が定着しているのかもしれません。
物を売ると答えた人が少ないのは、売れるほどのものを持っている人が少ないということが考えられます。
一部でブランドのバッグを売るという回答もありましたが、フリーターの場合は、高級品よりも趣味にお金をかける比率が高く、売るものとしてはゲーム機やゲームソフトという回答が目立ちました。
その他に節約をするという人もいましたが、すでに生活がギリギリの人が多いため、これ以上の節約はできないため、節約してお金を用意するというのはフリーターではかなり少数派です。
次に必要になった金額も見てみましょう。
フリーターが必要になった金額は5万円以下
アンケート結果によると、56%の人が必要になった金額は5万円以下としています。
フリーターがアルバイトをしてお金を用意するとした理由のひとつがここにあります。
5万円くらいなら1〜2週間アルバイトを追加すれば簡単に用意することができます。
どのようなアルバイトが世の中にあるのか知っている人が多いというのも、フリーターならではの特徴です。
稼ぎ方も分かっていて、しかも時間にはある程度の余裕がありますので、5万円くらいなら稼いでなんとかする。
そういうスタンスの人が多いようです。
フリーターがお金に困ったときにどうすべきか
ここまでのアンケート結果を踏まえて、フリーターがお金に困ったとき、どのような方法で対処すべきかについてまとめました。
すぐにお金が必要になったときと、少し余裕がある場合とで対処方法が違いますので、それらも考慮して説明します。
時間に余裕があるならアルバイトの掛け持ち
フリーターはなら、何時間どの仕事をすれば、いくらくらい稼げるかという情報をいくつも持っているかと思います。
アルバイトを増やしてお金を準備するには、それなりの期間が必要ですが、最も効率よく稼げる仕事で必要なお金を用意しましょう。
また、頻繁にお金が必要になる場合は、そもそものアルバイトの時間を増やすか、時給の高い仕事に切り替えるようにしましょう。
生活に必要なお金の見直しもして、できるだけ出費を減らしつつ働く時間も確保して、安定した生活を手に入れることから始めましょう。
困ったときは親からお金を借りる
何と言っても、お金に困ったときに頼りになるのは親です。
お金に困っていると親に伝えるのはとても勇気のいることですが、勇気を出しさえすれば最も簡単にお金の問題を解決することができます。
もちろん借りたお金は返さなくてはいけません。
親とはいえ最優先で返済するようにしましょう。
お金を借りるのではなく、親元に戻るという選択肢もあります。
どうしても一人暮らしでないとできないことがあるなら一人暮らしを続けることも重要ですが、フリーターの一番の悩みが家賃です。
家賃を用意できなくなったら、実家での暮らしも検討しましょう。
カードローンを利用する
すべての人が親に頼れるわけでもありませんし、すぐにアルバイトを増やせるわけでもありません。
いずれ収入を増やせる方法があるならば、カードローンを利用するというのもお金に困ったときの対処法のひとつです。
フリーターはお金を借りられないと思っている人も多いようですが、数万円であれば、フリーターでも審査に通るカードローンがいくつもあります。
アルバイトを転々としていた人や、新しい職場に入ったばかりでは審査落ちする可能性がありますが、半年以上続いていれば、消費者金融のカードローンで借りることも可能です
親にも頼れないし、アルバイトも増やせない。
そうなったときには、まずカードローンで借りられないか試してみましょう。
計画的に返済できることが大前提ですので、その後にアルバイトを増やしたり、節約をしたりするなどの対応が必要ですが、目先の困ったを解決するにはカードローンがおすすめです。