今すぐにでもお金が必要という時はある日突然やってくるものです。
最近では即日で審査可能、というカードローンが増えてきています。
とにかく申し込んでしまえば大丈夫、すぐ借りられる!
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
でも、場合によっては審査に時間がかかってしまったり、少し遅れたらその日のうちに借りれなくなってしまうことも。
ここでは即日審査の仕組みや流れはもちろん、何時までに申し込めば即日審査OKなのかをまとめてご紹介していきます。

即日審査では、申込者の属性と信用情報をそれぞれ点数化(スコアリング審査)することで、融資の可否を決定します。
一般的に銀行系カードローンは審査が長いと考えられています。
しかし、昨今は消費者金融とほぼ変わらない所要時間となっています。
ただ、金融機関によっては口座開設の必要があり、ローンカードが郵送でしか送付されない場合には、借入までに時間がかかる可能性があります。
アコムやプロミスなどの消費者金融では、指定した口座によって24時間振込による借入が可能です。
詳細は本文を参考にしてください。
即日審査の仕組み。どんな流れで結果が出るの?
「即日審査」と一口に言っても、一体何がどのような流れで審査されるのかわかりませんよね。
最短で30分で終わってしまう即日審査とは、一体どのような仕組みになっているのでしょうか。
申込内容をスコアリング審査で点数化する
今やネットからの申し込みが当たり前になったカードローン審査。
なぜこんなにも普及したのでしょう。
それは、申し込み内容を項目別に細かく分け、各社の定めた審査基準によって点数化。
その合計によって融資可否を決める「スコアリング審査」が導入され始めたからです。
このスコアリングには「属性スコアリング」「信用情報スコアリング」の2種類が存在します。
私たちが入力したものは主に「属性スコアリング」で使用されます。
入力項目のなかでも最も重要視されるのは「年収」。
時点で「勤続年数」となっていて、いずれも安定した返済能力を証明するものとなっています。
ただ、どれだけ年収が多くても、自営業・フリーランスなどの雇用形態の場合…。
収入が不安定であると判断され、スコアリング上は点数が低くなります。
各社で定められているスコアリング審査基準は公開されていません。
いかに安定した返済能力を持っているかどうかを点数で審査している、ということになります。
信用情報スコアリングで即審査落ち!?
与信審査において属性情報よりも重要なのが信用情報です。
過去の滞納や支払の延滞、債務整理などの金融事故情報があった場合…。
信用情報に難ありと判断され、即審査落ちしてしまう場合があります。
属性スコアリングと信用情報スコアリングの点数を合算してはじめて、審査に通過できるかどうかが判断されるという仕組みなんですね。
銀行系カードローンは審査時間が長い?
一般的に、「消費者金融なら審査時間が短く」、「銀行系カードローンは審査時間が長い」と考えられています。
ですが、大手メガバンクなどの金融機関カードローンでも、消費者金融と変わらず最短30分~即日程度で審査完了となるところがほとんどになりました。
どの金融機関も、顧客がお金を借り入れるまでの時間の短縮化を重視しています。
審査にかかる時間そのものだけで考えるなら、どこであっても殆ど大差はありません。
ではなぜ銀行系カードローンは審査時間が長い、と捉えられてしまうのでしょうか。
考えられる理由としては以下のとおりです。
- 混雑状況によっては、審査時間が大幅に伸びる(3時間~2週間)場合がある
- 消費者金融よりも審査が厳しい傾向にあるので落ちてしまうこともある
- 自動契約機が設置されておらず、窓口で手続きを踏む必要がある
- 多くの場合、口座開設の必要がある
- 審査は最短で終わっても、ローンカードの受け取りが郵送のみの場合時間がかかる
とにかく早く借入まで漕ぎつきたいなら消費者金融を利用する
上記のような理由から、銀行系カードローンで借入を行う際は、十分な時間的余裕を持ち、自分の属性や信用情報にも自信がある時が望ましいと言えそうです。
今すぐまとまったお金が必要な時や、少額で借入期間が短い場合には大手消費者金融へ申し込むのがベターです。
ただ、消費者金融各社でもいつまでに何をすればいいのか。
また、どうすれば即日で融資を受けられるのかが異なっています。
どこが一番早い!?審査時間別カードローン一覧
以下に大手消費者金融各社の審査時間や受付時間、具体的な融資方法を表にまとめました。
審査時間 | 受付時間 | 借入方法 | |
---|---|---|---|
アコム | 最短30分~ | ネット・電話で24時間365日 FAX(14時までに提出) |
自動契約機(8時~22時) 指定口座への振込(即日) |
プロミス | 最短30分~ | ネットは24時間365日 電話は9時~22時 |
自動契約機(8時~22時) プロミスATM(7時~24時) 指定口座への振込(平日14時50分まで) |
SMBCモビット | 最短30分~ (月~金の19時まで)※2 |
ネット・電話で24時間365日 オペレーターは9時~21時 |
三井住友銀行のローン契約機(9時~18時)※営業時間は店舗により異なります。 指定口座への振込(原則24時間) |
アイフル | 最短30分 (9時~21時) |
ネットから24時間365日 電話は9時~21時 店頭は8時~22時 |
契約ルーム(8時~22時) アイフルATM(7時~23時) 指定口座への振込(平日14時10分まで) |
※店舗によっては営業時間が異なる場合があります。
※2:申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります
審査時間はほとんど同じ。注目すべきは振込による借入
表を見てもわかる通り、受付時間や結果的にかかる審査時間はほとんど変わりません。
時間帯によっては翌営業日になる場合もありますが、大抵は即日で済んでしまうでしょう。
注意すべきはローンカードとATMを用いた借入ではなく、顧客が指定した口座への振込による借入です。
アコムは楽天銀行への振り込みなら24時間OK
アコムの場合、土日祝日問わず、楽天銀行への振込であれば24時間いつでも借入ができます。
その他の銀行口座の場合、平日の14時30分以降になると翌営業日の借入となります。
また指定銀行がゆうちょ銀行の場合は、14時以降だと翌営業日の正午ごろの振込になるので注意しましょう。
プロミスは三井住友銀行、ジャパンネット銀行なら24時間OK
プロミスの場合、土日祝問わず、三井住友銀行かジャパンネット銀行への振込なら、24時間いつでも受付、僅か10秒で借入が完了します。
その他の金融機関への振込の場合、14時50分以降になると翌営業日の9時30分ごろの振込となります。
SMBCモビットでは原則24時間振込み可能
モビットの場合、原則24時間最短3分で振込み可能です。
14時50分に間に合わないときには、18時まで利用可能なローン申込機まで足を運ぶ必要があります。
ただし店舗によっては営業時間が異なりますので、公式HPの店舗検索から事前に確認しておくと安心です。
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
アイフルでは平日14時10分までに手続きを済ませましょう
アイフルでは24時間インターネットから振込予約を行うことができます。
当日中の借入も可能ですが、指定した銀行の営業日の14時10分までに手続きを済ませておく必要があります。
その他、各社システムメンテナンスの時間を設けていることが多いので、予め借入方法についてよく確認したうえで申し込みましょう。
まとめ:即日審査OKでも、即日で借りられるとは限らない!
多くの金融機関で即日審査が行われています。
金利面などを比較してもそう大差はありませんから、どこに申し込めばいいかわからない…ということはよくありますよね。
考えるべきはまず「時間的余裕があるかどうか」、そして「借入が少額か、利用期間が短いかどうか」の2点になります。
銀行系カードローンも審査そのものはすぐに終わります。
口座開設の必要性やローンカードが郵送飲みの場合など、時間がかかる可能性もあるということを頭の片隅に置いておいてください。
とにかく今すぐに小口融資を受けたい、という時には、持っている口座によって24時間振込による借入ができるアコムやプロミスなどの消費者金融を利用するとよいでしょう。